最高で最強

SixTONESへの思いをズドンと!

ラフストオーラス沖縄公演の「光る、兆し」の美しさを後世に語り継ぎたい

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今、ラフスト沖縄公演を終え、帰りの飛行機の中でテキストを携帯で打ち込んでます。

 

気づけばチェンエラやらなんやかんやをすっ飛ばして、2019年数少ないブログになってしまった。

けれど、タイトルにしたようにどうしてもこのJr.最後のツアーの最終公演での6人の美しさを後世に語り継ぎたくて、久々にお送りしております。(もうブログの書き方色々忘れた)

 

その前に小話。

ラフストこと今回のツアーRough“xxxxxx”は実質Jr.最後のツアーとなったわけですが、個人的には3月のSixTONES CHANGE THE ERA - 201ix-の横アリ公演に入ったとき、ぼんやり「あぁ、おそらくこれが私が観る最後のJr.時代のSixTONESなんだろうな」って思っていたのでした。

なんでしょうね、2018年のYouTubeアーティストプロモキャンペーンから続くSixTONESそのものの勢いに加え、やってみたいと彼らがずっと言っていたKAT-TUNの「T∀BOO」がセトリ入りしてたり、グループの偏りを気にせずにとにかく先輩曲がKAT-TUN祭りだったあたりに、いつデビューしてもいいようにやりそびれてた曲達を全部詰め込みました感があるように見えたんですよね。

 

とはいえご存じのように少し引っ張った後、8.8の東京ドームで2020年のデビューが発表され、それと同時に告知された今回のツアーでようやく「もしかしたらJr.最後」とはじめから宣言されたわけですが。

 

昨日の沖縄公演、個人的には唯一当たった最初で最後の公演だったのですが、やはりオーラスということで地元のファンだけじゃなく、長年応援してきたであろう濃いファンが集まってるのをひしひしと感じる空間でした。(生配信されてない箇所のC&Rもやたら揃ってたり。)

 

あんなに素敵なライブをひと言でまとめるなんて本当は出来ないけど、あえてまとめると、偶発的な流れと彼ら自身の魅せ方でまたグッと気持ちを高めてくれるような、元々最高を期待されてるのにそれを遙かに上回るとんでもない爆発が起きたライブでした。

 

彼らが集まるきっかけになった私立バカレア高校の主題歌だったKis-My-Ft2のShake it Upをはじめゆかりのある先輩曲たち、地方を回るということもあり、初めてSixTONESのライブを観る人向けに近年の定番曲、そしてオリジナル曲がバランス良く並ぶセトリ。最高にワイルドでセクシーなRam-Pam-PamからのMr.ズドンという緩急。35分を超えたいい意味でいつも通りのフリーダムで爆笑の嵐のMC。

 

どの瞬間も語り出したら止まらなさすぎるので、タイトルから繰り返しになりますが「光る、兆し」を中心に語ります🙏🙏

 

知らない方向けに「光る、兆し」の説明から入ります(ご存知の方は読み飛ばしてね!)

この曲は今年2019年7月、あの大人気ゲームモンスターストライクのCMキャラクターにSixTONESが選ばれ、そのCMソングとして世に放たれました。
みんなで集合してモンストを楽しむ高校生役に扮したCMのキャッチコピーは、「こいつら、まちがいない」。


SixTONES×モンスト「こいつらまちがいない」篇 60秒Ver.【モンスターストライク(モンスト)TV CM | XFLAG公式】

 

SixTONESの絆の強さと若さを打ち出すことが、楽曲制作時のオーダーであったのでしょう(推察ですよ!)。キラキラしててエモくて、そして特筆すべきは「SixTONESの歴史を知り尽くした人が書いたの???」と言いたくなるくらい、SixTONESの歩みと寄り添った歌詞です。

 

歌詞を知っていただいた前提でこの後のレポートもどきを読んで欲しいので、丸っと貼らせていただきます。

 

長い旅の途中僕らは

 

いつも迷いながら歩いてくんだ

 

時に誰かに 助けてもらったり

 

時に誰かと ぐっとひかれあったり

 

踏み出す度にまだ見ぬ世界が

 

僕を待ってんだ

 

 

 

同じ夢を描いた同志 不動の扉 今こそ狙え

 

向い風も跳ね返すように手をかさねて

 

 

 

光る、兆し

 

奇跡のカケラが集えば 今を超えてゆくカギになる

 

出会えた この 意味を信じて

 

瞳、映る

 

景色はそれぞれ違っても 心はどこかでつながってる

 

果てしない この道の先へと

 

突き進め

 

 

 

波風に揉まれたって 先が行き止まりだって

 

ぶつかり続けたら壁は砕けんだ

 

出来ないことなんて全部 頭ん中の妄想さ

 

始めることだけが明日を変える

 

 

 

共に目指す未来は遥か遠くても

 

顔を上げて

 

転がり続け 意思を磨いた

 

諦め悪い歴戦の勇者 傷を誇り 果敢に挑め

 

響く声に 胸高鳴らせ 思いのままに

 

 

 

ゆれる、兆し…

 

 

 

光る、兆し

 

奇跡のカケラに宿った それぞれの力合わせたら

 

見たことない 輝き放った

 

瞳、映る

 

彼方の空は眩しくて これからの旅を物語る

 

果てしない この道の先へと

 

突き進め

 

今回「光る、兆し」は本編ラストという、セトリの時点で最重要と言っていいポジションに置かれていました。

 

イントロでジェシーから「ラストソング」と挨拶が添えられてスタート。この曲の歌い出しはSixTONESにしては珍しく北斗くんから。

長い旅の途中僕らは いつも迷いながら歩いてくんだ

 

彼らの背後のモニターには、歌詞が映し出されていきます。

 

「長い旅」「途中」そして「迷い」。たったワンフレーズで長く浮き沈みの激しいJr.時代を過ごしてきたこれまでのSixTONESを表すような歌詞。

北斗くんは歌い出しと同時に涙を浮かべ、最初の息継ぎと共にその場で崩れて歌えなくなってしまいました。

あの瞬間、会場のファンも全員声をあげて涙してた。。。

 

右隣では樹くんも釣られて泣いてる。北斗くんのすぐ後の歌パートでしたが、やはり彼も途中で歌うのを中断してしまいました。

他のメンバーに目をやると、優吾と慎ちゃんもぐっと堪えてる。

 

きょもは目を潤ませてたけど、それ以上に笑顔を振りまいてたのが印象的で。

ジェシーは終始堂々としてた。

 

この曲は2番にメインボーカルのジェシーときょもの見せ場があります。

ジェシーが先導して歌ってきょも以外の4人が追いかけるように歌って、きょもにバトンが渡されるこの箇所、

 

顔を上げて 転がり続け意志を磨いた

 

この上なく晴れやかな顔で、「意志を磨いた」の「磨いた」をいつものメロディより高い音程に即興でアレンジして歌って、また会場のボルテージが一気に上昇してた......涙

 

ここでメンバーはゆっくり階段を登って上部のステージへ。

 

もっと細かく言うと手を広げて天を仰いだ状態で階段を登ってた。あまりにも頼もしかった。間違いなくあそこが世界のセンターだった。

 

上部のステージに上がると、背後のモニターとシンクロして6人それぞれが暗闇の中で光を背負うような演出になっていた。

でも、たとえあの映像がなかったとしても間違いなく6人とも美しく輝いていたよ。

曲が終わると静かに、でも立ち尽くすくらいの感動が詰まった拍手が自然と巻き起こっていました。

 

この日までのライブレポでも流れてたアンコール2曲、Shake it Upとこの星のHIKARIのあと、もう一つ奇跡が起きた。

 

正直オーラスだし、ダブルアンコそのものは期待されてたと思う。期待した上で、全力の、スト担らしいとんでもない声援でSixTONESコールをしてた。

でもダブルアンコの定番のこの星~はつい今しがた歌われてしまったということもあり、何が起きるかあまり予想がつかなかった。

 

6人は1階席後方からぞろぞろ登場。(その後のMCで「本当は3階から登場したかった」と言われ3階席のワイ嬉し泣き)

 

樹ちゃんいわく「マジで曲がない」とのこと。ここまではいつものオーラスとと同じ。

これまでのオーラスではこのとき客席のみんなに何をやりたいか聞いて、この星~になることがほとんどだった。

 

でも前述の通りさっきやったばかりなのでファンの声は揃わず。

今日披露した曲ならなんでもいいのでリクエストして!という流れに。

「じゃあ拍手で投票にしよう!」「この星~がいい人!」反応はぱらぱら。

「Mr.ズドンがいい人!」(チェンエラ大阪のダブルアンコのリクエストがこれだったから聞いてくれたんだと思う)これも今ひとつ。

 

ここでファンの反応はうやむやにしてMr.ズドンあたりにすることも出来たと思う。

でもここでそうしなかった樹ちゃんの嗅覚はほんとに凄い。

 

投票も上手くいかなかったので、メンバー会議をすることに。しかしここでも決まらず。

結果、スタッフに決めてもらって曲が流れるまでメンバーも何を歌うかわからない、という前代未聞の流れが発生した。笑

 

「首脳会議(by樹ちゃん)」の結果を待ちながら予想するメンバー達。「光る、兆しかな~でもあれ泣く曲みたいになっちゃってるからな~~(ニュアンス)」と自分でいじっちゃうほっくんww

個人的にはあらためて光る、兆しを歌ってデビューをお祝いする流れはちょっと予想してた。

 

そしてメンバーとファンの「どうぞ!!!」の呼びかけで曲がかかった。流れたのはIN THE STORM・・・・・・!!

単独では序盤の火付けとして使われがちで、私が知る限りダブルアンコはおろか、アンコールでもやったこともないと思うww

 

イントロとともに全員ズッコケ。「そっち?!!!」「マジか!!!!」

6人ともめっちゃ笑って、なかなかポジションにつけず。笑

 

意外ではあるんだけど、YTFFとか関コレとかここぞというときに披露されてもきたので、これはちゃんとわかってるスタッフだなとも思った。(何目線なんだよ)

 


SixTONES @ YouTube FanFest Music JAPAN 2018 | 「JAPONICA STYLE」「IN THE STORM」「Amazing!!!!!!」

(IN THE STORMは2曲目7:07あたり~)

 

笑いつつなんやかんやで歌い出した。

で、このフリーダムな空気を読んで樹ちゃんがAメロ後のラップパートをほっくんにやってもらおうとけしかけた!

 

笑いつつ戸惑うほっくん。ちょっとだけ途切れ途切れにラップして樹ちゃんも後方からサポート。

 

突然の流れだったので、その後しばらくはほぼ通常通りのパート割で進んでたけど、決定的だったのはほっくんのあの泣く子も黙るスーパーセクシーボイスな囁き「show me...」を樹ちゃんに譲ったとこだったと思う。

その後のCメロはまたパートチェンジの嵐だった。

(沸き散らかし過ぎて私の記憶は微妙に自信がないけど、他の方のTweetを参考にしたところ「そう 二人を引き離す」は樹ちゃん「誘惑や~」はきょも、ここ本当いい声だった「君を見失うことはない」はほくじぇ、「嵐の中でさえ」はきょもほくじぇで高音はきょもだった)

 

からの、この曲のある意味ハイライトといえる樹ちゃんの長ラップ。

誰が?!と思ったら全員輪になってニヤニヤ顔を見合わせながらやってて、めちゃかわでエモかった(涙)

 

とオタクが沸いてるうちに、頭の回転が早い彼らはこの後のことも瞬時に計算してたんだと思う。

あのジェシーがいつもやってる「IN THE STORM TONIGHT!!」がいじられポジションの優吾に回ってモニタードアップにwwwww

 

そんなIN THE STORMの余韻に浸ったり突っ込んだりする間もなくノンストップで「“Laugh” In the LIFE」のイントロが流れた。まさか2曲やってくれるとは!!!!!これは完全に予想外だった。

 

でも、あんなに一生懸命なSixTONESコールを聞いたらこんなことをしたくなるスタッフさんの気持ちもわかる。

スト担にとってはもはや当たり前かもしれないけど、私は30年以上生きてきて、バンドもアイドルも日本海外ジャンル問わず数え切れないほどライブを観てきたけど、SixTONESのライブのアンコールがどこよりも熱量があるよ。


SixTONES - "Laugh" In the LIFE (FocusCam @ Osaka-Jo Hall "CHANGE THE ERA -201ix-")

関西コレクションLINE LIVE生配信で初めてこの曲を聴いたとき、こんな曲をもらったのだからとんでもなくハッピーなことがすぐそこに待ってると思ってた。そしてそれは結成日かつライブ後半生配信という絶好のカードが揃った5/1の大阪城ホール公演に起きると勝手に信じてた。

 

思い描いた流れとは違ったけど、間違いなくLaugh in~でこの公演で一番、ここまで歩めた喜びをSixTONESとスト担で爆発させた空間が生まれてたよ。

 

Laugh in~といえば、1月に発売されるライブDVD「素顔4」のインタビューで、北斗くんが「ファンもメンバーもモニターにちらっと映る自分も」「目に映る全部の景色が楽しそうだった」って語ってたのが印象的で。

私にとってもあの曲はハッピーの象徴、まさに「Happy-Glad-Lucky-Loveのフルコース」で。それが昨日はこれ以上ないくらい大爆発してた。


SixTONES - DVD「素顔4」発売記念インタビュー (Talk about upcoming DVD)

12:22~

 

デビューして、SixTONESにこの先どんなことが待っているのか。

どんなに素敵なグループでも、いいこともあれば長く活動を続ければどうしてもそうでないことも時には降り掛かると思います。

でも、少なくともいちオタクの私はあのLaugh in~の最高に幸せでただただ無邪気な空間にいれたことが一生の宝物です。

 

SixTONESの皆さん、あらためてCDデビューおめでとうございます。

世界に向けて光り輝く2020年になりますように。

 

YOSHIKIさん作詞作曲プロデュースのデビューシングル「Imitation Rain」、2019年1月22日発売です!!!!!!


SixTONES - Imitation Rain (Music Video) [YouTube Ver.]

www.sixtones.jp